ダウンバーストとは

カテゴリ: 風水害

読み: だうんばーすと

 ダウンバースト(英語:downburst)とは、積乱雲からの強い下降気流で、局地的・短時間に地表で四方八方に発散することから、離着陸時の航空機や建物にとって驚異となる。

 ダウンバーストは近年発見された現象で、シカゴ大学の藤田哲也博士(竜巻の「藤田スケール」考案者)が、1975年にニューヨーク・ケネディ空港で航空機が墜落した原因が積乱雲からの強い下降気流であるということを発見、それ以来ダウンバーストとして広く注目されるようになった。
 下降気流の風速は、通常のものでも「強い台風」あるいはF1の竜巻並みの瞬間風速30m/秒程度が観測され、稀にこの倍以上の風速に達することがある。また、同時に激しい雨やひょうを伴うこともある。

 ダウンバースト発生の仕組みとして、積雲や積乱雲は、通常強い上昇気流によって形成されることが知られているが、減衰期に入ると降水粒子が周囲の空気に摩擦効果を働きかけることで下降気流が発生する。この下降気流のうち、地上に災害を起こすほど極端に強いものがダウンバーストとなる。

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