住宅用火災警報器とは

カテゴリ: 火災

読み: じゅうたくようかさいけいほうき

住宅用火災警報器とは、2006年6月の改正消防法施行で、すべての住宅に設置が義務づけられた火災報知機の一種で、火災の際の煙や熱を感知して、音声やブザー音で警報する警報器を言う。

 全国の住宅火災による死者数は、2003年以降毎年連続して1000人を超え、その原因の6割以上が「逃げ遅れ」による。
 いっぽう、住宅火災での住宅用火災警報器等の「設置ありと設置なしの比較」では、火災発生時の死亡発生率や被害が減少しており、住宅火災における100件あたりの死者発生数の比較で、設置ありの場合の死者数は3.4人で、設置なしの場合の6.1人の約2分の1となる。

 住宅用火災警報器の設置場所は、原則として、寝室のほか、条件によって階段、廊下が指定され、自治体によっては台所への設置も義務づけ、または推奨している(各自治体で確認のこと)。

 住宅用火災警報器は、丸型と角型の2種類があり、丸形は主に天井面に取り付けるタイプ、角型は主に壁面に取り付けるタイプとなっている。

 もし警報が鳴ったら、火災の場合は、火元を確認し、速やかに119番通報、可能であれば初期消火を行う(身の危険を感じた場合は直ちに避難)。
 火災ではなく、たばこや調理中の煙で警報が鳴ってしまった場合は、ボタンを押したり、引きひもを引くか、室内の換気を行うことで警報音が止まり通常の状態に戻る。
 短い電子音が一定間隔で鳴る場合は、電池切れの注意音や故障などが考えられるので、取扱説明書の指示に従い対応する。

 住宅用火災警報器は、家電販売店やホームセンター、消防設備業者などで、3000円から8000円程度で販売されている(国内メーカー品)。日本消防検定協会の鑑定マーク「NS」が貼られている製品を購入の目安にするといい。

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