救援物資とは

カテゴリ: 被災者支援

読み: きゅうえんぶっし

 救援物資とは、自然災害の場合、被災地に対する支援活動の一環として送られる物資のことを言う。送る主体は、国や国の機関、企業や非営利団体、民間団体、個人、また海外、国際機関からの救援物資もある。

 救援物資の内容は、被災者が必要とする食料品や生活必需品が主で、季節や被災後の時間経過により変化する。緊急性があるのは水・食料や医薬品などで、広域大規模災害となった東日本大震災では、公的支援として支援者を支援する物資として車や暖房の燃料油にも緊急性があった。

 救援物資には課題もある。発災当初は被災地のニーズが把握できないため、マスメディアが取材した地域・避難所にだけ救援物資が集中するなど混乱が発生しがちだ。また、不要な支援物資が集まりすぎて、その仕分けに混乱する避難所が続出した。
 個人からの食品には短期間で腐敗するものが含まれたり、着古した衣類が送られるケースも見受けられ、「日用品は新品のみ受け付け、あるいは現金を(送って)」とする支援団体も目立った。

 こうした課題解決のために、東日本大震災では、支援団体(災害ボランティアなど)が被災各地に情報収集員を送り込んで必要な支援物資の情報を集め、支援物資の管理ノウハウのある人材を派遣して現地での受け入れ体制確立を補助した。
 また、直接被災地に物資を届けるのではなく、物資をいったん配送拠点や中継地に集め、そこで品目別に数量登録して被災地に振り分けるなど、より効率的な支援体勢を築くことが定着している。

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