新型インフルエンザとは

カテゴリ: 新型インフルエンザ

読み: しんがたいんふるえんざ

 新型インフルエンザとは、新たに人から人に感染する能力を有することとなったインフルエンザウイルスを病原体とする人の感染症のインフルエンザを言う。

 通常の季節性インフルエンザとはウイルスの抗原性が大きく異なり、ほとんどの人がウイルスに対する免疫を持っていないため、ウイルスが人から人へ効率よく感染し、急速かつ大規模な蔓延を引き起こし、世界的大流行(パンデミック)となるおそれがある。

 新型インフルエンザは、発熱、咳といった初期症状や飛沫感染、接触感染が主な感染経路と推測されるが、鳥インフルエンザ(H5N1)などに由来する病原性の高い新型インフルエンザの場合には高い致死率となり、甚大な健康被害が引き起こされることが懸念されている。
 厚生労働省の試算によると、新型インフルエンザ(H5N1型等)で日本では国民の約25%が罹患し、死亡者数は最大64万人になると想定されている。パンデミックが発生すると社会は混乱に陥り、経済活動は大打撃を受ける。

 企業や事業所では社員や職員の半数規模が出勤不可能になることも予測されることから、新型インフルエンザは、BCP(事業継続計画)の策定や、危機管理対策上きわめて重要なテーマとなっている。
 家庭においても、新型インフルエンザ対策として、一定期間持ちこたえられる飲料水、食料の備蓄が必要だ。 またパンデミックが発生してからでは、マスクや消毒除菌商品の入手が困難であり、平時の購入・備蓄が望まれる。

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