津波地震とは

カテゴリ: 津波

読み: つなみじしん

 津波地震とは、地震波動が比較的小さいが、大きな津波を起こす地震を言う。「ぬるぬる地震」の呼び方もある。
 なお、ゆっくりとした破壊が震源域で進行する現象を総称して「ゆっくり地震」または「スロースリップ」と呼び、津波地震はこのなかに含まれるとする見方もある。

 津波地震の典型例としては、1896年明治三陸津波があり、沿岸部各地の震度は2~3程度だったが大津波が発生、東日本大震災までは日本付近で記録された最大の津波遡上高だった38.2mの津波が来襲し(東日本大震災での最大津波遡上高は40.3m)、無警戒だった住人を襲って、死者約2万2000人を出した。

 ちなみに、あまりにもゆっくりすべりが起きて通常の意味の地震波が観測されず、津波も伴わない地震を「サイレント地震」(沈黙地震)と呼ぶことがある。

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