活火山とは

カテゴリ: 火山

読み: かつかざん

活火山とは、おおむね最近1万年以内に噴火した火山、および現在活発な噴気活動のある火山を言う。2013年現在、わが国の活火山の数は110で、そのなかには、北方領土や海底火山も含まれている。

 活火山の認定は、火山噴火予知連絡会(事務局:気象庁)の調査結果に基づいて気象庁が行うが、すべての火山の噴火履歴が解明されていないため、今後調査が進めば、新たな活火山の認定がなされる可能性がある。
 なお、活火山の定義は、2003年に火山噴火予知連絡会によって更新されている。

 かつてはわが国では、今現在活動している火山を「活火山」、現在噴火していない火山を「休火山」、あるいは歴史時代の噴火記録がない火山のことを「死火山」と呼んでいた。しかし、火山は活動の寿命が長く、数百年程度の休止期間は休止とは言えず、火山すべてを「活火山」とする考え方が1950年代から国際的な認識となり、気象庁も1960年代から噴火記録のある火山をすべて活火山と呼ぶこととし、1975年に77火山を選定した。

 ところが歴史記録がなくても噴火の証拠が見出されることも多く、 1991年には「およそ2000年以内に噴火した火山と現在活発な噴気活動のある火山」と定義して83火山を、その後1996年にはさらに3火山を追加し、活火山の数を86とした。
 しかし、数千年の休止後に活動を再開した事例もあって過去1万年間の噴火履歴で活火山を定義するのが適当との知見が国際的に一般的になり、2003年、現在の定義に更新された。そのときの活火山数は108だったが、2011年6月に2火山が認定されて110となった。

 ちなみに「火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山」として、2009年6月、47火山が選定された。これは、今後100年程度の期間に噴火の可能性があるとされる活火山で、気象庁は24時間体制で火山活動の常時観測・監視を行っている。

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