災害ボランティアとは

カテゴリ: 被災者支援

読み: さいがいぼらんてぃあ

 災害ボランティアとは、災害発生時および発生後に、被災地において復旧活動や復興活動を行うボランティアを言う。

 もともとボランティア(volunteer)は、志願兵を意味し、ボランタリー(voluntary)には自発的の意味がある。
 今日のボランティアは、一般的には「自発的な意志に基づいて他の人や社会に貢献する行為」を指してボランティア活動と言い、活動は「自主的(主体的)」、「社会的(連帯性)」、「無償(無給)」などがあげられる。また、ボランティア活動が個人の自己実現の場として機能する側面もある。

 災害ボランティアについては、わが国では1995年阪神・淡路大震災で、延べ約138万人のボランティアが全国から駆けつけ、「ボランティア元年」の言葉を生んだ。同年7月の「防災基本計画」改訂で、「防災ボランティア活動の環境整備」「ボランティアの受入れ」に関する項目が設けられた。

 また、同年12月の閣議了解により、毎年1月17日を「防災とボランティアの日」、1月15日~21日を「防災とボランティア週間」とすることが決められた。
 さらに同年12月の災害対策基本法の改正で、「ボランティア」の言葉がわが国の法律に初めて明記された。

 阪神・淡路大震災以後、各地の災害で災害ボランティアが活躍しており、いまでは公助・共助を補完する不可欠の存在となっている。
 災害ボランティアの組織も多数誕生し、東日本大震災を機にその連合体として、東日本大震災支援全国ネットワークが結成されている。

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