防災気象情報とは

カテゴリ: 防災情報

読み: ぼうさいきしょうじょうほう

 防災気象情報とは、気象庁が発表する気象・地震・火山などに関する予報や情報の総称で、災害から身を守るための情報と、天気予報など広く日常生活に役立つ情報に分けられる。
 また、気象庁では、過去の観測に基づいた気象統計情報や自然災害についての啓発情報、記録(データベースなど)も蓄積・公開しており、各種災害対策・教育等に役立てられることから、これらを含んで防災気象情報と呼ぶこともできる。

 防災気象情報のなかでも、災害から身を守るための情報は重要な位置づけとなる。とくに、「災害が起こるおそれのあるとき」に発表される「注意報」、「重大な災害が起こるおそれのあるとき」に発表される「警報」は、関係行政機関、都道府県・市町村へ伝達され、法に定められた「地域防災計画」に基づいて、監視体制や避難体制の確保などの防災対策を講じることになり、また、報道機関を通じて地域住民に伝えられる。
 ちなみに、天気予報は民間の気象会社でもできるが、注意報と警報は、直接災害に結びつく現象の予報であることから国(気象庁)の責任として行い、民間の気象会社は発表できない。

 市町村ごとに発表される気象警報・注意報の詳細な内容は、気象庁ホームページや国土交通省防災情報提供センターの携帯電話サイトで確認することができる。また、市町村や民間気象会社等でも、インターネットや携帯電話向けの情報提供を実施しているところがある。

 なお、気象庁は、2013年8月30日0(零)時から「特別警報」の運用を開始する。これは、東日本大震災のような大津波や伊勢湾台風のような高潮など、警報の発表基準をはるかに超える現象が予想され、重大な災害の危険性が著しく高まっている場合に発表されるもので、気象庁は「特別警報」の発表時は、「身を守るために最善を尽くすこと」を呼びかけることになる。

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