PTSDとは

カテゴリ: 災害医療

読み: ぴぃーてぃーえすでぃー

 PTSDとは、心的外傷後ストレス障害(Post-Traumatic Stress Disorder)の略で、生命の危機を体験したり、家族や財産を失うなどの心的外傷(トラウマ)を受けた人が、その後の生活において、ストレス障害を引き起こす疾患のことを言う。

 PTSDの特徴と要件は、ストレスがあること、トラウマがその後も繰り返し想起されること、トラウマと関連する場所や会話を回避する傾向、睡眠障害やイライラ、罪悪感、無力感、感情の不安定などとなる。

 なお、災害時のストレス障害に急性ストレス障害もあるが、これはPTSDと異なり、時間経過とともに、ショック期、反応期、処理期と変化するもので、異常なできごとに対する正常な反応とされる。

 注意しなければならないのは、災害でのストレス障害では、被災者だけではなく、職業的救援者(自衛隊、消防、警察、医療関係者など)にも起こり得るということだ。支援体制の整備が望まれる。
 また子どもの心のケアには保護者の寄り添いがより重要となる。

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