防災知識

災害時のペット救援を推進する新宿区がペット防災講演会を開催

災害時のペット救援を推進する新宿区がペット防災講演会を開催

​ 大地震が発生すると人間だけでなく、ペットも被災することになる。東日本大震災では、着のみ着のままで避難した人たちの家に残されたペットたちの問題が話題となったのは記憶に新しいが、東京都新宿区では2003年に都の獣医師会新宿支部と災害時の動物救護活動に関する協定を結び、ほかの区に先駆けて「動物救護マニュアル」を配備するなど、災害時の人とペットの安全確保に取り組んでいる。

 そんな新宿区が27日、東日本大震災の経験を踏まえ災害時の動物救護を紹介する「ペット防災講演会」を開催した。講師には、福島県で震災後にペット救護に奔走した福島県保健福祉部の平野井浩氏(獣医師)を迎え、災害時のペットへの対応などが実体験を交えながら語られた。
平野井氏は、動物用避難用品の備蓄の紹介で「自宅の匂いが付いた毛布などを用意しておくとペットがケージの中で安心する」などの具体的なアドバイスを語ったほか、「ペット同行避難について理解をし、小さな命を助ける気持ちが大切」と話した。

 ペットの防災については、目黒区都会の猫を考える会が主催する講演会が11月3日に開催される予定で、こちらの講演会には新宿区保健所の高木優治氏が講師として招かれる。

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