医療技術

スマートフォンが命を紡ぐ鍵になる

スマートフォンが命を紡ぐ鍵になる

 「トリアージ」という言葉を、ご存知だろうか? 災害の現場で緊急度や重症度を判定し、赤や黄色のタグを患者に取り付けて優先度を決める行為なのだが、この生命を紡ぐタグがスマートフォンと連動して進化を遂げようとしている。
 これまでのタグは紙製のものが大半だが、災害の現場では雨などでタグが破損してしまい、情報伝達がうまくいかない場合があった。そこで伊藤忠商事は、容態をスマートフォンで入力し、傷病者に付帯させるICタグに転送して「電子カルテ」として活用するシステムの販売を開始した。このシステムを導入した防災訓練では、傷病者情報の収集・管理が飛躍的に改善されることが実証されたという。

 さらにこのシステムは平時の電子カルテシステムとの共有化なども将来的な視野に入れており、持病や過去の病気などが照会できるようになるため、より精度の高い治療ができるようになるというのだ。

 今後起こりうるであろう大災害のなか、スマートフォンがアナタの命を救うことになるのかもしれない。

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