防災知識

千葉県船橋市、避難所となる施設の貯水タンクに蛇口を直接設置

千葉県船橋市、避難所となる施設の貯水タンクに蛇口を直接設置

 千葉県船橋市は、大規模災害による断水時の飲料水の確保に向け、避難所の貯水タンクに直接蛇口を付けるという大胆な策を打ち出した。

 船橋市は、断水時の飲料水確保を市民の生命を守るために最も重要な課題として、家庭における備蓄を啓発するとともに、防災井戸の整備やペットボトル飲料水の備蓄を進めてきた。今回はこれらに加え、避難所となる市立小・中・高校、公民館などの貯水タンクに蛇口を直接取り付けて、飲料水をさらに確保しやすくする。

 市内には、浄水場から各家庭への中継点となる給水場が3つあり、浄水場から給水場までの水のルートは災害に強いため、断水時の応急給水実施場所として指定されている。しかし、この3か所のみでは広域的な大規模災害が発生した場合に迅速な給水活動が困難になることを想定。市指定の避難所のうち、建て替え等が予定されている施設を除く94施設の貯水タンクに蛇口を設置する。これにより、約297万リットルの飲料水が確保でき、一人1日あたり3リットル換算で約33万人の3日分を供給することが可能となる。

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