医療技術

スマホが医師と病院をつなぐ。富士フイルムが医療支援システムを開発

 富士フイルムは13日、スマートフォンを使った遠隔画像診断治療補助システム「SYNAPSE ERm」を12月10日より発売すると発表した。

 本システムは医療関係者向けのもので、救急患者を受け入れた病院と専門医のスマートフォンを繋ぎ、患者の状態や処置状況を送信・共有することで治療の効率化や支援をはかるというもの。専門医が院外からアドバイスをすることで、専門医の到着前に適切な治療の参考にできる。
  実際にはタイムライン上に、検査画像、専門医のコメント、処置の状況などが表示されるほか、過去の特定時点の心電図や血圧情報などをさかのぼって確認可能。発症からどのような検査、診断、治療が行われたかを関係者で共有できる。

 登録済みの専門医に一斉送信できる「緊急コール」、院外からのアドバイスを円滑におこなうための「音声入力機能」、「脳卒中治療ガイドライン」の閲覧の他、心疾患や周産期医療などの治療に役立つ情報などもチェックできる。今後は、より医療現場を支援するツールとして機能拡張も予定しているとのこと。

  富士フイルムのプレスリリースによれば「医療現場での救急医療を効率的かつ広域に支援することで、今後も医療の質の向上、人々の健康の維持増進に貢献していきたい」としている。

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