防災知識

宮城 女川中の生徒 修学旅行で津波石碑の募金呼びかけ

 東日本大震災で壊滅的な被害を受けた宮城県女川町の中学生が17日、修学旅行で訪れた東京で、自分たちで考えた津波対策を発表し、津波の到達点に建立する石碑の募金の協力を呼びかけた。

 「1000年後の命のために」を合い言葉に募金活動を行っているのは、町立女川中学校の3年生67人。石碑のアイデアは、生徒たちが震災直後からの授業を通じ、津波の対策や記憶の残し方などについて議論してきた末にまとめた。建立にかかる経費も、修学旅行先の東京で、自由時間の多くを返上して協力を呼びかけることを自分たちで決めていた。

 17日には下村博文文部科学相に提案し、文科省のエントランスに募金箱を1カ月間置いてもらえることになった。18日は、都内の企業や大学など9カ所に分かれて訪問し、それぞれ協力を呼びかけた。

 慶応大学を訪れ、大学生に向かって提案をした生徒たちは、環境情報学部の長谷部葉子教授から「呼びかけは大変だと思うが、できるところから無理なくやってほしい」とアドバイスを受けていた。

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