リコール

JAL機 操縦室内で機長がCAと記念撮影 厳重注意

 国土交通省は12日、今月7日に新千歳空港発大阪国際空港行きのJAL2000便の運航中に機長が客室乗務員を副操縦士の席に座らせて、自分のスマートフォンで私的に写真撮影していたとして、航空法の見張り業務違反にあたるとして日本航空を厳重注意したと発表した。


 国交省航空局によると、今月7日午前8時ごろ、大阪行きのJAL2000便(ボーイング737-800型機)が新千歳空港を離陸してシートベルトサインが消灯したのち、副操縦士がトイレに行くために離席。

 
 女性の客室乗務員(28歳)が副操縦士の入れ替わりに入ったところ、機長が客室乗務員を副操縦士の席に座らせ、私物のスマートフォンで2人が並んでいるところを数枚撮影した。


 女性乗務員は7日夜に会社に報告して、問題が発覚したという。日航では今年3月フランスで起きたドイツ旅客機の墜落事故を受け、操縦室内に常時2人がいる体制を取っていた。


 日航から報告を受けた国交省は12日、同社に対し、航空法の「操縦者の見張り業務」に反するとして厳重注意を行い、再発防止策を取るよう指示した。


 これを受けて日航は「お客さまならびに関係の皆さまにご心配とご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。二度と発生させることのないよう、改めて、全社的に“安全意識”と“コンプライアンス意識”について周知徹底を行うべく、再発防止策の検討・実行を進めてまいります」とコメントしている。

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