テクノロジー

JAXA 災害現場を偵察する無人飛行機を開発

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日、北海道の大樹町の実験場で、空から災害現場の状況を撮影できる小型無人飛行機のお披露目を行なった。


 この無人飛行機は2007年より開発していたもので、全長1.6メートル、全幅2.2メートル、総重量は5.0kg、巡航速度は54km/h、飛行時間は最大で20分。移動式カタパルトによる離陸や草地への着陸も可能。電波よるリンクが切れた場合は、自動的に発進場所に帰還する能力も持っている。

 写真撮影が重要任務であることから、旋回時の機体の傾斜を非常に小さくする工夫をしているという。この機構により、飛行中にも関わらず安定した撮影が行えるらしい。


 開発にあたっては、操作に専門的な知識がなくともできることを意識したそうだ。飛行ルートの設定なども画面上に表示されたマップ上にカーソルでルートをなぞるだけ。 地方自治体の職員でも簡単に操作できるという。 


諸元表

寸法:1.6メートル(全長)×2.2メートル(全幅)

重量:5.0kg

速度:54km/h(巡行時) 90km/h(最高速度)

推進:電動プロペラ(プッシャー式)

高度:地上250km以下(航空法の制限)

飛行時間:20分

その他:GPS、加速度計、ジャイロ、対気高度・速度計、カメラ等

 あなたにオススメの記事