火山

箱根山大涌谷で火山灰観測 「噴火とは言えないレベル」気象庁

 活発な火山活動が続いている箱根山の大涌谷について、気象庁は21日、先月新たに確認された火口から、噴煙にわずかに火山灰が混じっている現象を確認したと発表した。


 気象庁によると、21日午後12時1分ごろ、大涌谷で調査を行っていた気象庁の機動観測班が、噴煙のなかに灰色の火山灰がわずかに混じっている現象を確認した。


 この現象にともなう火山性微動や地震、空気の振動などは観測されておらず、火山灰が確認されたのは約10秒ほどの短時間だったことから、気象庁では「現象は噴火だが、ごく小規模の噴出現象」として、「噴火だと記録しない」と結論付けている。


 箱根山の大涌谷で火山灰が確認されたのは、ごく小規模な噴火があった先月30日と今月1日以来で、このときは火口から100メートル以上離れた場所で火山灰が降っているのが観測された。21日はこの範囲での降灰調査は行っておらず、実際に火山灰が飛来した範囲は把握されていない。


 気象庁は引き続き、噴火警戒レベルを「入山規制」を意味する「3」として、大涌谷周辺の約1キロ範囲では小規模な噴火に伴う噴石や、風下側では火山灰に注意するよう呼びかけている。

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