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先天性風疹症候群(CRS)増加のきざし 今年すでに3例発症

 国立感染症研究所が23日に発表した資料によると、先天性風疹症候群(CRS)を発症した新生児の報告が、2013年に入ってすでに3例にのぼっていることが分かった。

 

 先天性風疹症候群(CRS)とは、免疫のない女性が妊娠初期に風疹にかかることで胎児が風疹ウイルスに感染し、先天性の心疾患、難聴、白内障などの障害を引き起こすもの。

各症状についての治療法はあるが、CRS自体の治療法はない。

 

 国立感染症研究所の資料によれば、CRSの発症例は1999年4月からの2013年3月までに27例が報告されている。ピーク時の2004年には10例の報告があったものの、その後は減少し、2005年以降は毎年0〜2例で推移していたが、昨年2012年に年間5例と増え始め、今年に入ってからは1月から3月までに、すでに3例が報告されている。

 

 ゴールデンウイークを控え風疹の大流行が懸念されていることもあり、国立感染症研究所では広く、ワクチンの接種による予防を呼びかけている。

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