気象

静岡の茶畑地滑り 5回目の崩落を確認

 静岡県浜松市の茶畑で23日に発生した地滑りは、25日夜、あらたに5回目の崩落が確認された。


 5回目の崩落は25日の午後10時13分~28分の間に確認されたもの。崩落の幅は約25メートル、土砂の量は推定1万立方メートル。けが人や建物等への損害は確認されておらず、崩落によりあらたに川が堰き止められたという情報は確認されていない。


 23日から地滑りが発生している浜松市天竜区春野町杉付近は、地すべり等防止法に基づき、「地すべり防止区域」として指定されていた地域。これは地滑りを起こす恐れがきわめて大きいとされる地域を指定するもので、同様の地域は静岡県全体で195カ所、全国では平成25年度4月現在で7668カ所が指定されている。


 地すべり防止区域に指定された地域では、様々な地滑り防止工事が実施されるが、国土交通省によると今回地滑りが発生した地域では工事が間に合わず対応できていなかった。同省では「地すべり防止区域として指定される地域は広範囲で、必ずしもすべての地域で万全な対策を取れているとは言えない」とし、注意を促している。

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