原子力

原発審査に求む「即戦力」 原子力規制庁が経験者採用

 原子力規制庁が、原発の保安審査やトラブル発生時の調査にあたる職員を公募している。原発などでの勤務経験がある経験者が対象で、新しい原発の規制基準の施行を前に、以前から指摘されている審査の担い手不足を解消する狙いがありそうだ。


 東日本大震災を踏まえ、地震や津波への対策を強化した新規制基準は7月に施行される。電力会社から申請があれば、原子力規制委員会の事務局である規制庁がチームを組んで原発に立ち入り検査などを行い、基準に適合しているか確認する。


 規制委によると、現在の態勢では同時に3チームほどしか編成できず、福島第一、第二原発をのぞく全国15原発44基すべてを審査するには、5年はかかるとの見通しという。


 今回募集するのは10人程度で、原子力施設やプラントなどでの勤務経験がある「即戦力」を求めている。給与は、大卒の50歳モデル(妻、子2人)で年収700万円、同じく40歳で年収600万円程度。〆切は6月15日。規制庁本庁の他、全国の原発所在地が勤務地となる。

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