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福島第一原発 汚染浄化水 港湾内へ排水開始 東電

 東京電力福島第一原子力発電所では14日、地下水をくみ上げて浄化した処理水を港湾内へ排水する「サブドレン計画」を開始したと発表した。


 「サブドレン計画」は、原子炉建屋やタービン建屋周辺を囲む井戸(サブドレン)から、地下水をくみ上げて専用の設備で浄化し、水質の安全性を確認したのちに港湾内に排出する対策。


 建屋への汚染水の流入を減らすことで、増え続ける汚染水の増加を抑えるのが目的で、8月に福島県漁業協同組合連合会が正式に排水を容認したことから、今月3日、本格的なくみ上げを開始した。


 14日は午前10時ごろから、一時貯水タンクに貯水した1020立方メートルの地下水を放出した。東電によると、放出された浄化水の1リットルあたりの放射性濃度は、セシウム134が0.55ベクレル、セシウム137は0.58ベクレル、生物の体内に入ると99%吸収される毒性の高いトリチウムは460ベクレルで、いずれも基準値以下だった。

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