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善光寺が東京・墨田区で出開帳 東日本大震災の復興願う

 善光寺(長野市)は27日から、東京都墨田区の両国回向院で、同寺の仏像や仏具を出張公開する「出開帳」を始めた。東日本大震災の犠牲者を悼み、復興への祈りを込めたもので、収益全額を被災地で活動する支援団体に寄付する。


 公開されるのは、出開帳仏の「一光三尊阿弥陀如来像」や、高村光雲作の「木造金剛力士立像阿形・吽形」、岩手県陸前高田市の被災松から作った地蔵菩薩立像など。同市の杉の木を使った高さ約6メートルの「回向柱」も建てられる。阿弥陀如来像の右手と柱が金糸でつながり、柱に触ると、阿弥陀如来との縁が結ばれるという。


 5月10日には、僧侶や100人以上の稚児らが国技館から回向院まで練り歩き、震災で亡くなった人たちを追悼する法要も行う。善光寺は「回向院では江戸時代以来、災害犠牲者の供養を続けてきた。出開帳を通じ、鎮魂の祈りと希望の灯を被災地に届けたい」と話し ている。


 5月19日まで。参拝料は、高校生以上の大人1000円、小中学生500円、未就学児は無料。

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