地震

淡路島地震の緊急速報 3割が「何かわからず」

 13日に兵庫県・淡路島で発生したM6.3の地震で、大きな揺れの来る前に警告する「緊急地震速報」に携帯電話やテレビで7割の人が気づいたものの、何を意味するのかわからなかった人が3割にのぼったことが、気象庁の調査でわかった。


 気象庁によると、2007年の緊急地震速報の運用開始以来、近畿や中国、四国地方の多くはこれまで緊急速報が発表されたことがなく、今回の淡路島地震が初めて。地震検知から7.5秒後の4月13日午前5時33分、携帯電話やテレビ、ラジオ、防災無線などを通じ、16府県に情報が流された。


 緊急速報に馴染みの薄い地域だが、気象庁が16府県の成人男女2000人にアンケート調査したところ、緊急速報を知っていた人は8割を超え、今回の地震でも68.7%が速報に気づいた。最初に速報に接した媒体は、スマートフォン・携帯電話が7割以上と、圧倒的多数を占めた。


 速報に気づいた人の半数近くが「地震が来ると思った」と、速報について正しく理解していた一方で、29.7%は「何かわからなかった」と回答。「何をしていいかわからなかった」(14.9%)という答えも多かった。


 また、速報に気づいた後の行動を複数回答で尋ねたところ、揺れに備えて身構えた人が26.9%いたものの、「様子を見た」「何もしなかった・できなかった」がそれぞれ2割近くにのぼり、速報が避難や身を守る行動に結びつかないケースも目立った。

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