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はやぶさ2が目指す小惑星「Ryugu(竜宮)」に決定!JAXA

 小惑星探査機「はやぶさ2」が目指す小惑星の正式名称が「Ryugu(竜宮)」に決定したと、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が5日発表した。


 「はやぶさ2」は、2010年6月に地球へ帰還を果たした小惑星探査機「はやぶさ」の後継機として、昨年12月、鹿児島県の種子島宇宙センターからH2Aロケットで打ち上げられた。

 
 はやぶさ2が目指している小惑星は、米マサチューセッツ工科大学の研究チームが「1999年5月前半」に「95番目」に見つけたことを意味する「1999 JU3」という仮称で呼ばれていたが、JAXAは今年7月から8月末にかけて、一般から正式名称を募集すると発表、9月上旬までに7336通の応募があったという。


 このなかから有識者による選考委員会で選んだ結果、国際天文学連合が定めた「(天体の名前は)神話由来の名称がふさわしい」というルールに沿う「Ryugu」に決定した。


 JAXAによると、「Ryugu」は、昔話の浦島太郎が玉手箱を持ちかえるというあらすじが、「はやぶさ2」が小惑星の岩石のサンプルが入ったカプセルを持ち帰ることに重なることと、小惑星には水を含む岩石があると期待されていることから、水と関係の深い名前であることが評価されたという。


 小惑星の名前は通常審査に3カ月ほどかかるところが、今回は異例の早さで審査を終え、太陽系にある小惑星の名称を管理するリストに名称が掲載されたという。


 ハヤブサ2は現在、地球を旅立ってから300日ほど過ぎ、今年末に予定されている小惑星に向かう軌道に入る「地球スイングバイ」に向けて、地球から2700万キロ以上離れた深宇宙を順調に航行している。

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