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冥王星の空は青く 水は赤かった!NASAの探査機が新発見

 米航空宇宙局(NASA)は、今年7月に無人探査機「ニュー・ホライズンズ」が最接近を果たした冥王星を取り巻く青い大気の画像を公開するとともに、地表には水でできた赤い氷が存在することを明らかにした。


 NASAによると、冥王星の上空を覆う大気には、窒素やメタンなどの分子が紫外線と化学反応を起こし打て微粒子となり、それが太陽光を散乱させて青く輝いて見えるという。


 冥王星の大気は非常に薄く、通常は黒い空が広がっているが、地球の日の出や日の入りにあたる時間帯に「青空」が見えるという。NASAが公開した画像は、太陽を背に青白く輝く光の輪が冥王星のシルエットを浮かび上がらせていて、この青白い部分の大気は、上空約130キロの厚さに達すると考えられている。
 

 また研究チームは、赤外線観測装置によるデータの分析を通じて、冥王星の地表に氷の水が存在することも発見した。米メリーランド大学の研究者は「この水は非常に赤みがかって見えます」と話し、メタンやエタンなどと紫外線が化学反応を起こして生成される「ソリン」が関係している可能性があるとして、研究を進めている。


 ニューホライズンズは現在、冥王星から約1億キロ、地球から約50億キロ離れた深宇宙を飛行しており、2019年1月には太陽系のなかで海王星よりも遠くにあるエッジワース・カイパーベルト天体のひとつに接近する予定だ。

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