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地震や噴火発生時に 落下物から人命を守るシェルターを開発

 建設機械部品メーカーのプレス工業(神奈川県川崎市)は、地震や火山の噴火時に、落下物から人命を守る専用シェルターを開発した。あす14日から東京国際展示場で開かれる「危機管理産業展」で披露される。


 「地震シェルター」は、工場や倉庫などに設置されることを想定したもので、10メートルの高さから、建設用の骨組みなどに使われる重さ300キロのH鋼が屋根に落ちても、耐えられる強度を誇る。


 工場などの出入り口から遠い場所に設置し、緊急地震速報によって本震到達前に避難を指示してくれるという。スペースの広さは5.5平方メートルで、最大収容人数は24人。本体価格160万円で今年4月から販売されている。


 また、現在開発中で今回の出展で初披露となる「火山噴石シェルター」は、地震シェルターの耐久性をさらに高めた構造。火山噴火時に登山客や救助隊員を守るために、登山道などに設置するのがねらいだ。


 同社が行ったシミュレーションの結果、高さ200メートルから直径50センチの噴石230キロが時速220キロで落下した衝撃にも耐えうるという。広さは3.7平方メートルで、立った状態の大人16人を収納可能。


 窓には外のようすも確認できるポリカーボネートを採用し、壁面は自動車用の二層コートで塗装し、汚れなどが付着しにくくしている。参考価格は約300万円で、2017年度の発売を目指して現在開発を進めている。


 いずれのシェルターもあす14日から16日まで東京・江東区の東京国際展示場で開催される「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2015」で展示される。

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