リコール
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プロジェクターのコードから発煙・発火 3年前のリコール製品で未改修分

 旧松下電器や三洋電気が2002年から2005年にかけて製造したプロジェクターの電源コードから発火する火事が相次いでおり、現在の製造元であるパナソニックが2万4000台近くの電源コードの部品交換を無償で行うとリコールを呼びかけている。


 先月28日、北海道で三洋電気社製の液晶プロジェクターの電源コードから火が出て、周囲が燃える火事があった。原因は調査中だが、消費者庁によると、コード内のコネクタ内部の樹脂に含まれている難燃剤の加工が不十分なため、その成分が温度や湿度の変化で空気中の水分と反応して、絶縁体が劣化した可能性が高いという。


 この製品は2010年から2014年までに、消費者庁が把握しているだけでも3件の火災が報告されている。消費者庁は、今回の火事の発生を受けて、再発を防ぐために再びリコールを呼びかけることを決定した。


 対象となる製品は、2002年9月~2005年8月までに製造された旧松下電器製の4機種2万9426台と、旧三洋電気が2004年9月から2005年12月までに製造した1機種1万2194台の合わせて4万1620台。


 現在の製造元であるパナソニックは、2012年10月に部品の無償交換を呼びかけるリコールを発表しているが、今年10月9日までの時点での改修率は42.5%にとどまっており、未修理の2万4000台近くは、いまだ発煙・発火のおそれがあるという。


 パナソニックは自社のホームページで対象製品の品番を確認のうえ、フリーダイヤルか購入店まで連絡するよう呼びかけている。


 問い合わせ先は、パナソニック(0120-878-560)まで。(受付時間は午前9時~午後5時まで、土・日・祝を除く)

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