地震

「理論上起こりうる地震の最大規模はM10」東北大 松澤教授

 21日、東京・千代田区の国土地理院で、第197回地震予知連絡会が開かれ、その中で東北大学・松澤暢教授は、 「東日本大震災のM9を想定外としていた反省点から、今後は理論上の最大値で考えることが大事。可能性は高くはないものの、M10の巨大地震が発生する可能性もある」と話した。


 地震予知連絡会とは、大学などの研究機関や気象庁、国土地理院などの地震や地殻変動の専門家が、予知や予測の研究を進めるために、観測データや研究結果を報告する会合のこと。

 この会合の中で、同教授は「東日本大震災のM9の30倍ものエネルギーを持つM10の地震が起こった場合に何が起こるのかを想定することは重要。想定以上の現象を理解しておくことが迅速な対応に繋がる」と述べ、「M10の地震が発生すると継続時間は20分~1時間、揺れが収まる前に津波が到達する可能性が高い。そして津波は何日も続くだろう」と話した。

 

 また「M11以上の地震は、地球規模の破局的変化が生じない限りは考えられない」とし、現実的にはM10が最大であることを説明。ちなみにM11クラスの地震エネルギーは、恐竜絶滅の原因となったとされる、ユカタン半島のチクシュルーブ・クレーターを作った、小惑星衝突のエネルギーに匹敵する。 

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