感染症
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米コストコの惣菜 チキンサラダでO-157 全米7州19人が感染

 日本国内にも出店している米国の大型会員制ショッピングセンター、コストコが、米国内で販売したチキンサラダを食べた人19人から、腸管出血性大腸菌O-157が検出されたと、米疾病管理予防センター(CDC)が24日発表した。


 CDCによると、O-157が検出されたのは米西部のカリフォルニア州やモンタナ州、ユタ州など7州の19人。今月23日までに、5人が入院し、2人が溶血性尿毒症症候群と急性腎不全を発症している。


 感染者への聞き取り調査を行った結果、14人が発症前にコストコで購入した「ロティサリーチキンサラダ」を食べたことが判明したことを受けて、コストコは20日、米国内のすべての店舗で「ロティサリーサラダ」の製造販売を中止すると発表した。


 その後の調査で、感染者が症状を訴え始めたのは、10月6日から今月3日までの約1カ月間に集中していることが明らかになった。


 腸管出血性大腸菌O-157は、ベロ毒素を産出する大腸菌で、汚染された食物などを食べると、3~5日間の潜伏期をおいて激しい腹痛を伴う下痢のあと、血便となる。発症から2週間以内に、溶血性尿毒症症候群や脳症などの合併症を発症するといわれている。


 コストコの人気商品について紹介するブログ「コストコ通」によると、「ロティサリーチキンサラダ」は日本国内でも販売されている惣菜で、ほぐした鶏肉とみじん切りした野菜を、マヨネーズなどの調味料で和えて団子状に固めたメニューだという。

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