原子力

原発廃炉で揺れる地方選挙を描く 馳星周が小説をWEB連載

 北海道出身の小説家・馳星周さんが、東日本大震災から1年後の道内の架空の町を舞台に、原発の廃炉を争点にした市長選挙で激しく対立する人々を描いた『雪炎』を、集英社のウェブサイト『週プレNEWS』で連載している。


 馳さんはノワール小説の第一人者として知られ、震災前には福井県・敦賀原発のガードマンを主人公にした『光あれ』(文藝春秋)を発表。再び原発をテーマに選び、舞台を故郷に移して「原発マネー」と「過疎」に翻弄される地方都市の姿をあぶり出した。


『雪炎』は、平成の大合併で生まれ、原発3基が立地する「道南市」で、廃炉を公約に掲げて市長選に立候補した人権派弁護士と、その中学の同級生である道警の元警察官を軸に展開。数千億円もの原発利権を巡り、市長や市議、建設業者、ヤクザ、市民活動家たちの思惑と策謀が交錯する人間模様を描く。


 連載は4月8日にスタートし、週1回更新。現在、第4回まで公開されている。アプリをダウンロードすれば、iPadやiPhone、Androidスマートフォンでも無料で読むことができる。

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