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富士山の七合目に謎の“横線”あらわる 地図研究者が発見

 富士山の七合目付近を境界に、定規で真横に線を引いたように山頂側で雪が少なく、ふもと側で雪が多く見えるようすを富士山研究家がとらえた。自身のブログやフェイスブックで発表したところ、注目を集めている。


 この現象を最初に観測したのは、富士山が見える地域の限界を調査していることで当サイトでも以前に照会した日本地図センター常務理事、田代博さん。


 今月27日、富士山の冠雪のようすを撮影していた田代さんは、宝永山の少し上に横に一直線にひかれたような筋があることに気付いた。当初は「気のせいか」と思ったが、翌日28日から29日にかけて、境界がはっきりしていることを確認。


 通常であれば、雪が多く積もる山頂側で山肌が黒く見え、ふもと側で白く見えるという。田代さんは標高データを元に、山を3D化して見るソフトを使ってコンピューター画像を作成したところ、標高2800メートルの七合目付近に境界があることがわかった。


 この現象をとらえた画像を自身のブログやフェイスブックに投稿したところ、同じ現象を目撃した多くの人たちから意見が寄せられた。今のところ、強風が吹く山頂側の雪が吹き飛んで山肌が露わになったという推測が有力だという。


 田代さんはこれを受けて「冠雪の裾部分が一直線になった富士山を“一文字富士”と呼ぶそうなので、この現象にも名前をつけたい」として、ブログやフェイスブックを通じて案を募っている。

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