歴史

防災歳時記 5月13日 善光寺地震の余震にして巨大地震の予兆

 1847年(弘化4年)の今日5月13日は、越前頸城郡でM6.5(推定)の地震が発生している。

 

 そう、5月8日の防災歳時記に書いた「善光寺地震」の5日後に起きた余震である。しかしそれは単なる余震にとどまらない。どうも、1847年の善光寺地震をきっかけに、日本は地殻変動の活発な時期に入ったように見える。

 

 善光寺地震の5年後には新潟焼岳、6年後には有珠山、7年後には阿蘇山が噴火。

 

また、6年後には信濃埴生郡の地震と小田原地震、6年後には伊賀上野地震、伊勢の地震と次第に南海トラフに震央が近づくかのようにM6〜7クラスの地震が続き、ついに1854年(嘉永7年)12月23日、安政東海地震(推定M8.4)が発生する。

 

 南海トラフの東半分、いわゆる東海地震のエリアが震源域だ。

 

 そして安政東海地震の約32時間後、南海トラフの西半分も連動し、安政南海地震(推定M8.4〜8.5)が発生、さらにその2日後、南海トラフの最西端も連動して豊予海峡地震(推定M7.4)が発生した。

 

 現在、南海トラフ巨大地震として、政府が被害想定を行なっている地震が、同時でこそないが、32時間から48時間間隔で起きたパターンで、その翌年には余震として安政江戸地震(推定M6.9〜7.1)が起きている。

 

 そして東海地震エリアは、それ以来159年間、地震空白域としていまだに沈黙を続けいている。

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