感染症
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インフル まもなく流行入り「予防接種を」国立感染症研究所

 全国のインフルエンザの患者数が、1医療機関あたり0.89人に達し、流行入りの目安となる「1人」に迫っていると国立感染症研究所が発表した。同研究所では「秋田や大阪など4道府県6カ所の保健所で注意報レベルを超えており、まもなく流行シーズンに入る可能性がある」として、予防接種などの対策を取るよう呼びかけている。


 国立感染症研究所によると、昨年12月28日から今月3日までの1週間に全国5000カ所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、4290人となり、1医療機関あたりの患者数は0.89人と、前週より0.13ポイント上昇した。


 都道府県別にみると秋田県で7.55人、沖縄県で6.09人、北海道2.71人、福島県1.87人、新潟県1.76人などとなっていて、31の道府県で前週より増えている。


 定点医療機関からの報告をもとに、全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると、約6万人とみられている。今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性を示す「注意報」レベルに達した保管所は、秋田、大阪、北海道、大阪の6カ所にのぼる。


 インフルエンザは例年12月に流行入りが発表されるが、今シーズンは暖冬の影響で年が明けてもずれ込んでいる。流行入りが年明けにずれ込むのは、2006年~2007年のシーズン以来9年ぶりのことで、国立感染症研究所では、「今からでもワクチン接種を受けるとともに、手洗いやマスクなどの予防対策を徹底してほしい」と呼びかけている。

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