火山
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新潟焼山 山頂火口から噴煙 12月以降増える

 新潟県西部の新潟焼山(やけやま)では昨年12月下旬以降、山頂の火口から立ち上る噴煙の量が多くなっていて、気象庁は今月28日、上空からの観測を実施した。

 

 新潟焼山は糸魚川市と妙高市にまたがる標高2400メートルの活火山で、1974年7月の噴火で登山者3人が死亡して以来、入山禁止措置が取られた。1997~98年にも、活発な噴気や火山灰の噴出が観測されたが、現在は噴火警戒レベルが「1」の「活火山であることに留意」の状態を維持している。

 

 気象庁によると昨年夏ごろから噴煙が立ち上るようすが確認されており、12月下旬からは噴煙量が増えているという。

 

 今月28日に上空から観測を行ったところ、山頂の火口からは上空約100メートルほどの高さまで白い噴煙が立ち上っているのがみられたほか、赤外線測定器が火口付近の地熱の高まりを検知した。

 

 これまで火口下の水蒸気の動きを示す火山性微動は観測されていないが、2015年以降、火山性地震の数はやや増加しているという。直ちに噴火する兆候はみられないものの、気象庁では今後の火山活動の推移に注意するよう呼びかけている。

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