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日本初!鳥羽水族館の「ダイオウグソクムシ」が脱皮 その瞬間をキャッチ

 三重県鳥羽市の鳥羽水族館で13日、ダイオウグソクムシの脱皮が観察された。日本の水族館では初めての観測で、世界でも例がないという。

 

 「風の谷のナウシカ」に出てくる「王蟲」のような姿で人気のダイオウグソクムシは、深海に生息する節足動物。体の大きさは最大で50センチ近くになるにもかかわらず、少食で飢餓に強く、鳥羽水族館では過去に5年以上、何も餌を食べなかった個体の飼育記録がある。

 

 今回、国内の水族館で初めて脱皮が観測されたのは「No.5」というオス。飼育研究部の森滝丈也飼育員によると、正月ごろから体の前半が白色化し、今月5日にはしゃがんでいる状態が長く続くようになっていたという。

 

 今朝7時半ごろに水槽を見回っていたスタッフが脱皮途中のNo.5を発見し、その貴重な瞬間をカメラでとらえることに成功した。

 

 No.5は体をよじるようにしながら古い殻を脱ぎ、約7時間後の午後2時過ぎに後半部分の脱皮を終えた。

 

 No.5は現在同水族館で飼育されているダイオウグソクムシのなかでは最も飼育日数が長く、2012年7月にメキシコ湾の海底で採取された個体で、脱皮前の大きさは約25センチ、体重は1.2キロを超えていたことから、今回の脱皮でさらに成長することが期待されている。

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