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圏外でも送れるから災害現場で大活躍 世界初のカメラ付きトランシーバー

 災害現場で通信網が途絶えたときや携帯電話の圏外でも使用できる、世界初のカメラ付きトランシーバーが、この夏、帝国繊維から発売される。

 

 災害現場や工事現場など緊急の対応が求められる場面で困るのが通信網。消防ホースをはじめ、防災資材を開発製造する帝国繊維(東京・中央区)は3日、トランシーバーにカメラと高画質の画像を圧縮して伝送するシステムを組み込んだタブレット型端末「Mix-100」を開発したと発表した。

 

 いわば世界初のカメラ付きトランシーバーといったこのシステム、特定の業者間で使用するため、公衆の通信網を必要としないことから、電話回線のない環境でも安定して使える。

 

 通信距離は1〜4キロ範囲で通信費は不要。メールやボイスメール機能もあるので、聞き逃すことなく、簡単に再生できるという。画像伝送装置には、圧縮技術を採用していることから、1.5キロバイトから18キロバイトまでの画像を7段階に圧縮して伝送可能だ。

 

 5インチのTFT液晶画面は手袋や濡れた手でも操作できる感圧式タッチパネルで、防塵・防滴仕様だから、ハードな環境でもタフに使える。

 

 帝国繊維では、「5年前の東日本大震災では通信環境が問題になった。地方自治体や防災・減災関係の企業などで活用してもらいたい」と話している。

 

 発売は今年7月から、参考価格は税抜20万円〜。

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