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「どんな病気でも良くなる」マルチ商法ナチュラリープラスに業務停止命令

 「医者から見放された病人が飲んだら病気が治った」「がんにも効く」などとウソの説明で、サプリメントや飲料水を販売し、紹介者を募るなど、いわゆるマルチ商法を行っていた東京・港区の「ナチュラリープラス」に対し、消費者庁は9日、特定商取引法違反にあたるとして、9カ月間、新たな勧誘業務を禁じる命令を出した。

 

 業務停止を命じられたのは、東京・港区六本木で健康食品や清涼飲料水などを取り扱っている「ナチュラリープラス」。

 

 同社は、目的を告げないまま知り合いに商品を購入するよう契約を持ちかけ、知人を2人紹介すれば、ポウントに応じて月に20〜50万円くらいの報酬が得られるなどとウソの説明をしていた「連載販売」、いわゆる「マルチ商法」を行っていた。


 消費者庁によると、同社は健康食品「スーパー・ルテイン」と、水素を含む「IZUMIO(イズミオ)」という飲料水の販売にあたって、「1カ月飲み続けると、どんな病気もよくなる」、「心筋梗塞とか動脈硬化が治る、がんにも効く」などとウソの説明を行っていた。

 

 また、「はじめに2人紹介するだけで、何もしなくても必ず儲かる」などと、あたかも確実に報酬が得られるような説明を行って、消費者が断っても、狭い部屋の中で複数の勧誘者が勧誘をしつこく繰り返していたという。

 

 消費者庁は、特定商取引法に違反するとして同社に対し、きょう10日から12月9日まで9カ月間、新規勧誘や契約の申込みを受けることを停止する処分を命じた。


 同社は、昨年8月までの1年間で200億円近い収益を上げており、全国の消費生活センターには、同社の販売方法に対する苦情や相談が、これまでに600件ほど寄せられているという。

 

 同社は「今回の処分を厳粛に受け止め、一層の業務改善を徹底し、信頼回復に努めたい」とコメントしている。

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