気象

竜巻で約60人死亡の米国南部 日本総領事館では対策マニュアルを

 16日から21日(日本時間)にかけて死者約60人を出すなど、アメリカ南部で猛威をふるう竜巻について、テキサス・オクラホマ州を管轄する在ヒューストン日本総領事館でもトルネード対策マニュアルを出すなど、警戒を強めている。

 

 米メディアによると、16日のテキサス州、19-21日のオクラホマ州で起きた数度の竜巻により生じた被害の合計は、死者約60人(行方不明者は含まず)、負傷者約220人以上。そのうち21日の午前5時頃に起き、少なくとも2つの学校を破壊した竜巻は、過去最大とされる1999年5月3日に迫る勢い(風速毎時302マイル)だという。

 

 こうした緊急事態を迎え、テキサス州とオクラホマ州を管轄とする在ヒューストン日本総領事館でも、「トルネード対策マニュアル」を公開。

 

 それによると、同地域の竜巻はハリケーンと異なり局地的に発生するため予測が困難であり、通常は数分から数十分で終わるが、中には1時間以上続くものもあるという。「ウェザーラジオ」を購入しておき、いざというときは地下室への避難を推奨している。

 

 マニュアルではほかにも、自動車を運転中に遭遇した場合は、中にとどまるのは危険なため、クルマから出て地面のくぼみに身を伏せ、竜巻の通過を待つようにするなど、具体的な避難方法が指南されている。

 

 なお、竜巻の強さは「EF0」から「EF5」の6段階で表され、今回最大の被害となった21日のオクラホマの場合は、上から2番目の「EF4(風速毎時166-200マイル)」に該当する可能性があるとのこと。これは同マニュアルの解説では「壊滅的な被害。木造家屋は完全に破壊される等」という大きさとなる。

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