感染症
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中国沿岸部で鳥インフルエンザH7N9に29人感染 11人死亡 日本も注意が必要

 上海や広東省など中国の東部から南部にかけての沿岸部一帯で、先月までに29人が鳥インフルエンザを発症し、このうち11人が死亡したと世界保健機関(WHO)が発表した。

 

 鳥インフルエンザの感染が確認されたのは、浙江省や湖南省、江蘇省など、中国南部の沿岸地域に位置する6つの省と市で、今年1月17日から2月19日までの約1カ月間に、21〜78歳までの29人が発症した。

 

 感染者の22人が男性で、8割が家鶏市場への出入りがあったり、養鶏関係だという。

 

 WHOによると患者から検出されたウイルスは、2013年3月に世界で初めて中国で報告された「H7N9」。

 

 国立感染症研究所によると、このウイルスによる感染者は2013年〜2015年7月までに中国全土や台湾で677人に上り、このうち死者は275人に達した。

 

 今回の中国の流行では、患者を看病していた家族内でも感染が拡大しており、同研究所では「日本にも野鳥を介して鶏にウイルスが広がる可能性もある」と指摘したうえで、「今後、ウイルスが変異してヒトからヒトへ強い感染力を持つようになれば、日本国内で流行するおそれがある」と話している。

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