環境

国内すべての観測所でCO2濃度が最高値 気象庁

 気象庁が観測している国内の大気中の二酸化炭素(CO2)の平均濃度が、4月にすべての観測地点で400PPMを超え、最高値を記録した。米海洋大気局(NOAA)のハワイ観測所でも今月に入って400PPM超を記録しており、世界的な温暖化の進行が懸念される。


 国内の観測地点は3カ所あり、岩手県大船渡市綾里は1987年、東京都小笠原村南鳥島は1993年、沖縄県八重山郡与那国島は1997年から、それぞれCO2濃度の月平均値を観測している。


 気象庁によると、昨年、綾里で初めて月平均値が400PPMを超え、今年1月には与那国島で400.7PPMを記録。4月に南鳥島でも400.5PPMを記録した。4月の平均値は綾里404.8PPM、与那国島403.5PPMで、3地点すべてで観測開始以来、最高という。


 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、温暖化による深刻な被害を避けるためには気温上昇を2℃以内に抑える必要があると指摘。その目安として、450PPMの温室効果ガス濃度を示している。

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