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新型コロナウイルス(nCov)チュニジアにも感染拡大 WHO

 世界保健機関(WHO)は22日、チュニジア保健省から同国内で初めての新型コロナウイルス感染症(nCov)の確定患者が発生したとの報告を受けた。

 

 この患者は34歳の男性と35歳の女性の兄弟で、症状は軽症とのこと。この2人は、父親が今月3日にカタールとサウジアラビアから帰国後、急性呼吸器疾患を発症し10日に死亡しており、家族内感染がが疑われている。

 

 サウジアラビアは現在、新型コロナウイルス感染症の感染例が最も多い地域で、これまでに22人が発症、うち10人が死亡している。

 

  WHOによれば、23日現在、新型コロナウイルス感染症の確定患者の合計は44人にのぼり、うち22人が死亡している。

 

 新型コロナウイルスは、2002〜2003年に世界的流行(パンデミック)が発生した「重症急性呼吸器症候群」(SARS)と近い種類のウイルスで、肺炎など重篤な呼吸器症状をともなう。
 
 このウイルスは2012年秋ごろからサウジアラビアやカタールなどの中東地域で感染例が確認され始め、「コウモリ由来の感染症」などとの推測もあるが、現在のところ感染経路、治療法などはまったく分かっていない。

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