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夏季を迎え急増の兆しも O-157などの腸管出血性大腸菌感染症

 O-157やO-111など、感染すると激しい下痢や嘔吐を伴い、場合によっては死にも至る「腸管出血性大腸菌感染症」について、今年の感染者数は285人になったと、国立感染症研究所が28日に発表した。

 

 調査の対象期間は1/1から5/19まで。同感染症は例年、夏季に入ってから急増するという傾向があり、最新1週間の調査(5/13~19)では32人と、前週の8人から大幅に増加した。これは今年の週平均13人と比べても突出している。

 

 感染症の種類別に見ると、今回の1週間調査ではO-157が最も多い19人となっており、次にO-26の4人、O-111の1人と続く。今年の累計はO-157が162人、O-26が35人、O-111が12人。

 

 腸管出血性大腸菌感染症の報告数は、2003年から2012年までの10年間では年に2998人から多い時で4617人に達する。感染力が強いため、集団感染となって発生しやすいという特徴がある。

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