原子力

もんじゅ緊急時対策支援システムにデータ伝送トラブル

 原子力規制委員会は3日午前0時すぎ、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の情報伝送サーバに電源トラブルが発生し、4時間にわたって緊急時対策支援システム(ERSS)にすべての運転データが伝送できない状態が続いたと発表した。

 

 同委員会によると、3日午前0時27分に日本原子力研究開発機構(JAEA)から「緊急時対策支援システム(ERSS)にすべての運転データが伝送できない状態である」との連絡を受けた。その後、原因は情報伝達サーバの電源異常と判明し、午前4時37分に復旧、現在は正常に作動しているとのこと。

 

 緊急時対策支援システム(ERSS)は、原子力災害が発生した際に、国が事故の状態を監視・判断し、その後の事故進展を解析・予測するためのシステム。

 

 原子力規制庁では、ERSSへのデータ伝送ができなかった4時間について、「JAEAからの電話、FAX、電子メール等でプラント情報を入手できる体制を構築し、万一、事故等が生じた場合には、プラント情報を直接入力することにより、ERSSによる事故進展を予測することができることから、特に問題はない」としている。

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