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今春の花粉飛散 例年の1.7倍 4割が「症状重かった」

   今春のスギ・ヒノキ花粉について、気象情報会社「ウェザーニュース」は、花粉飛散量が全国平均で例年より約1.7倍多く、鼻水や目のかゆみなどの症状を重く感じた人が4割にのぼったとの調査結果をまとめた。


   今春は関東で2月初めから、東〜西日本の各地で2月中旬から花粉の飛散が始まり、昨年より1週間ほど早く花粉のシーズンを迎えたところが多かったという。特に花粉の飛散量が多かったのは東北南部から関東、甲信地方で、埼玉県や山梨県は昨年の3倍以上となった。


   花粉の多い年と少ない年は交互に繰り返す傾向があり、今年は花粉の多い「表年」にあたる。さらに、昨年の夏が暑く、花粉の元になる雄花の生育がよかったことも影響し、全国的に花粉量が増えたとみられる。


   花粉症の症状をここ数年より重く感じた人は43.3%にのぼり、東北から中四国の広い範囲では「辛い」「非常に辛い」と感じた人は昨年より2割も多かった。現在、シラカバ花粉のシーズンを迎えている北海道でも、昨シーズンより症状が重いと感じている人が多いという。

 

   来春は傾向的には花粉の少ない「裏年」にあたるため、同社は来春の花粉の飛散について、関東、甲信以北は今年の6〜7割、東海や近畿、中四国では8割前後、九州では今年同程度と予想している。

 

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