原子力

関電が大飯原発の耐震再評価 規制委は「より厳しく」

   国内で唯一運転している関西電力大飯原発(福井県おおい町)の安全性を評価する原子力規制委員会の会合が6日、開かれた。関電は原発周辺にある3つの活断層が連動した揺れを試算し、「最大震度はこれまでの想定と同程度」と報告。規制委はより厳しく原発への影響を評価するよう再計算を指示した。


   大飯原発3、4号機の安全性を巡り、関電はこれまで2つの活断層の連動のみ想定。しかし、会合メンバーからは「3連動も考慮すべき」と指摘があがり、議論は平行線をたどっていた。


   関電側は譲歩した形で、3連動を改めて評価し、揺れの規模は2連動を想定した場合と大差ないと報告。これに対し、規制委は、3連動を前提としたうえで、「建物や機器に最も大きな影響を与える場合を想定すべき」と再評価を求めた。


   関電は、大飯原発の2基について、定期検査に入る9月まで運転を続ける方針だが、7月に施行される新たな原発の規制基準に適合していると認められなければ、規制委から停止を求められる可能性もある。

 あなたにオススメの記事