防災知識

静岡県 自然の地形を利用した防潮堤を計画

 静岡県は29日、遠州灘沿岸の防災林をかさ上げして防潮堤とする計画を発表した。


 浜名湖から天竜川にかけての17.5キロは、全域にわたって砂丘に防災林がある。同県はこれをかさ上げすることで、自然の地形を利用した防潮堤とし、南海トラフ巨大地震で想定されている最大16メートルの津波に備える予定だ。

 この方式を採用することで、一から人工的な防潮堤を建設するよりも早期に対策がとれるほか、 構造的にも一定の強度が得られるとしている。また、付近はアカウミガメの産卵地でもあるため、環境や美観などの面にも配慮ができるとしている。 


 同県は、かさ上げについては場所や高さなど、地元と話をしながら進めていきたいと考えており、12月に地元住民への説明会を開く予定だという。

 なお、この計画は浜松で創業した建築会社「一条工務店グループ」が300億円を寄付することで実現した。

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