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廃炉へ核燃料取り出し最大1年半前倒し

 政府と東京電力による廃炉対策推進会議は10日、福島第一原発の廃炉へ向けた工程表について、燃料デブリ(炉心溶融で溶け出した核燃料)の取り出し作業を従来の計画より最大1年半前倒しして2020年6月ごろに開始する改定案を発表した。

 

 燃料デブリの回収については、これまで炉内の詳細な状況が分からないこともあり、米スリーマイル島の原発事故(1979年)の事例を参考に工程表を作っていたが、今回は1号機から4号機までの各号機ごとの状況を整理し、複数のプランを検討することにより燃料デブリ回収作業の前倒しの可能性が出てきたとのこと。

 

 しかしながら場所によっては内部の放射線量が極めて高く、かつ汚染水漏れなどの問題も発生しているため、本当に作業の「前倒し」が可能かどうかは依然として不透明な部分もある。

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