宇宙

2017年に出発 民間人が初の月旅行へ! 米国ムーン・エクスプレス社

 

 1969年7月、アポロ11号の計画で人類が初めて月面を歩いてからおよそ半世紀、個人で月旅行を楽しむ時代が夢ではなくなってきた。

 

 米国政府は今月3日、民間宇宙ベンチャー「ムーン・エクスプレス」が2017年に商業用宇宙船を打ち上げて、月旅行を実施する計画について、歴史的なゴーサインを出した。

 

 ムーン・エクスプレス社は2010年、起業家ボブ・リチャード博士とインド生まれのナヴィーン・ジャイナ氏が共同設立した宇宙ベンチャー。宇宙工学博士のバーニー・ペル氏を経営陣に迎え、コストを抑えた宇宙旅行の実現に向かって研究を続けてきた。

 

 月面探査をめぐっては、NASAのアポロ計画以来、日本をはじめ、ヨーロッパやインド、中国など各国が無人探査機を送っていて、その化学的組成については、地球とあまり変わらず、ほぼ全容が解明されたと言われているため、ムーン・エクスプレス社の計画が順調に進めば、人類が月面に降り立つのは約半世紀ぶり。

 

 フランス人作家ジュール・ヴェルヌの小説(1865年)を原作とした『月世界旅行』が映画化(1902年)されて以来、最も身近な天体である月は、宇宙開発を目指す人類共通の原動力になってきた。

 

 米国政府が今回、ムーン・エクスプレス社に民間企業としては第1号となる商業探査計画が許可されたことを受けて、同社のボブ・リチャード氏とナヴィーン・ジャイナ氏は、「あと15年もしたら、宇宙開発競争は今以上に激化するでしょう。そのためにも、月に足がかりを持っておくことは有利です。水が存在する月は、将来は宇宙の給油地になるかもしれませんからね」と野望を語っている。

 

 民間人初の月行きのチケットをつかむのは誰だろう?…もしかしたら、それはあなたかもしれない。

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