宇宙

「NASAは月面基地から火星へ」米下院公聴会

 米下院科学宇宙技術委員会の宇宙小委員会は19日、米航空宇宙局(NASA)は月面基地から火星有人飛行を目指すべきなどとした共和党提案の法案を評価する公聴会を開いた。

 

 同法案では、現在NASAの予算案に盛り込まれている「小惑星捕獲計画」を破棄して、ブッシュ政権時代に提案されていた月への有人飛行計画を復活させるとともに、月を基地として火星への有人飛行を目指すというもの。

 

 宇宙小委員会のスティーブン・パラッツオ委員長は「小惑星捕獲計画」について、「委員も参考人もこの計画が具体性や正当性を欠き、NASAの諮問機関からの支持を得られないと表明している。なぜなら、この計画は費用がかかるし混乱している」などと小委員会での評価が否定的だとの認識を示している。

 

 しかしながら一方で、公聴会に参考人として出席したロッキード・マーティン社の元重役で火星探査計画の調査委員会リーダーだったトーマス・ヤング氏は、「火星に行くために、まず月に行くことが必ずしも必要だとは思わない」などと証言している。

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