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欧州とロシア開発の火星探査機 あす着陸 NASA以外で初の挑戦

 欧州宇宙機関(ESA)とロシア宇宙庁(Roscosmos)が共同開発した無人探査機「トレース・ガス・オービター(TGO)」から分離した小型探査機が、日本時間19日深夜、火星への着陸に挑む。

 

 これは、欧州とロシアが共同で進める「エクソマーズ(ExoMars)」という火星探査計画の一環。

 

 今年3月に中央アジア・カザフスタンから打ち上げた「トレース・ガス・オービター」は、今月13日に火星の周回軌道に到着。その3日後の16日深夜に、搭載していた小型探査機「スキャパレリ」の切り離しに成功した。

 

 「スキャパレリ」は3日かけて火星に接近中で、あす19日夜11時42分ごろに火星の大気圏に突入後、6分で着陸する予定だ。

 

 火星には現在までに、米航空宇宙局(NASA)の複数の探査機が着陸して岩石の採集を行い、現在も地表の映像データの送信を行っている。

 

 「エクソマーズ」計画は、NASAの独壇場に欧州とロシアが共同戦線をはって切り込む形の挑戦となる。計画では、スキャパレリが火星表面の気圧や気温などを観測し、そのデータを親機であるTGOが受け取って地球に送信する役割だ。

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